診療内容

睡眠の病気一覧

睡眠時無呼吸症候群
夜中に呼吸が止まったり(無呼吸)、呼吸の量が減り、血液中の酸素量まで減る(低呼吸)ことを睡眠中に何度も繰り返してしまう病気です。この病気の多くの人がいびきをかき、また日中に強い眠気を感じやすくなります。この病気の怖い所は脳梗塞、心筋梗塞などの生命に係わる合併症が起こりやすくなる事であり、また高血圧、糖尿病、高脂血症にも罹りやすくなります。治療法はCPAP療法、手術療法、マウスピース、減量、側臥位枕の使用などがあり、適切な治療法を選択すれば合併症の発症を予防することができます。 →詳しくはこちらへ
不眠症
睡眠の機会が充分にあるにもかかわらず睡眠を取ることができず、日常生活に支障を来してしまう状態を不眠症といいます。不眠症はまずその原因を確かめることが重要であり、生活環境を整えることで不眠症が改善することもあります。睡眠薬以外に適当な対処法がない場合は、根本的な原因が解決するまで睡眠薬の使用をお勧めすることもあります。昔と違って最近の睡眠薬は依存性などの問題はほとんどありません。
ナルコレプシー
睡眠と覚醒のリズムの異常により、日中に突然眠ってしまう病気です。日中の眠気以外に、笑ったりした瞬間に力が抜けて腰砕けになってしまう(情動脱力発作、カタプレキシー)、寝入りばなに夢と現実との区別がつかないような生々しい夢を見る(入眠時幻覚)、夜中に金縛りにあう(睡眠麻痺)などの症状を伴う事が多いです。診断を確定させるために1泊入院の検査(終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)、反復睡眠潜時検査(MSLT))が必要となりますが、飲み薬を使って治療することができます。
特発性過眠症
日中の強い眠気を認め、日中の正常な精神活動を行うために毎日10時間以上の睡眠時間を要す状態を特発性過眠症といいます。ナルコレプシーや睡眠時無呼吸症候群など、他の睡眠障害との見極めが大切な病気です。ナルコレプシーと同じく、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)、反復睡眠潜時検査(MSLT)で診断が確定します。精神刺激薬を用いて昼間の覚醒度をあげる治療を行います。
睡眠時遊行症(睡眠時驚愕症、夜驚症)
睡眠中に寝ぼけて歩き回ってしまう病気です。小学生までの子供に起きやすく、成長とともに起こりにくくなります。寝ぼけの出来事を覚えていない、寝ぼけているときに怪我をせず物をちゃんとよける、などの特徴があります。就寝時の脳の部分的な活性化が原因と考えられており、特別な治療は必要としませんが、あまり程度がひどい場合は、少し長めに寝ることで浅い眠りを増やしてあげたり、飲み薬で治療を行う場合もあります。寝ぼけても無理に起こそうとせず、うまく寝床へ誘導してあげるのが良いでしょう。
レム睡眠行動異常症(REM睡眠行動異常症)
睡眠は大きくレム睡眠期とノンレム睡眠期に分けられますが、特に夢を見る時間であるレム睡眠期に、夢の内容に合わせて起き上がり、体を激しく動かしてしまう病気です。睡眠時遊行症との違いとして、中年以降に起きやすい、睡眠中に怪我をすることがある、異常行動中に起こすと眼をしっかり醒ますことができる、夢の内容を覚えている、などの特徴があります。症状が強い場合は飲み薬での治療を行います。
概日リズム睡眠障害
人の正常な睡眠サイクルは、朝起きて夜眠るというある程度定められたリズムを刻みますが、この病気はそのリズムが徐々に後ろにずれてしまったり(睡眠相後退症)、逆に前にずれ込んだり(睡眠相前進症)、あるいは太陽の周期と全くばらばらなリズムを刻んでしまう(不規則睡眠覚醒パターン)というものです。時差ボケもこの病気のなかに入ります。治療は高照度の光を浴びて睡眠周期を戻す治療(高照度光療法)や、起床時間、就寝時間を少しずつ目的とする時間にずらしていく治療、内服薬による治療などがあります。
むずむず脚症候群
脚がむずむずと不快な感覚に襲われ、じっとしていられなくなる病気です。典型的な場合では、①脚を動かしたい衝動に駆られる、②脚を動かすと楽になる、③じっとしていると症状が悪化する、④夜に症状が悪化する、という4つの症状が見られます。睡眠中に無意識の内に脚を動かすことにより目が覚めてしまい、睡眠障害の原因となるものは周期性四肢運動障害と呼ばれます。この病気は様々な原因で発症することがあり、まずは原因の見極めが重要になります。その後薬による治療で多くの人が症状の軽快を得られます。

奏の杜耳鼻咽喉科クリニック

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