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CPAPの治療効果について

桃の花咲く季節となりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

本日はCPAPの治療効果についてご説明させていただきます。

 

まずCPAPを使用すると、睡眠中の無呼吸やいびきが軽減し、しっかりと眠れるようになります。

そのため昼間の眠気や疲労感などの症状が改善されます。

睡眠時無呼吸症候群の症状を改善するだけでなく、心筋梗塞や脳梗塞

など重大な病気に直結する動脈硬化の進行の予防に役立ちます。(脳卒中、高血圧、糖尿病、不整脈など)

 

寝ている男の子のイラスト

 

・QOL(生活の質)の向上に役立つ

睡眠の質が向上すれば、睡眠時無呼吸症候群に伴う強い疲労感や日中の眠気、

集中力の低下が軽減されます。初めてCPAPを使用する方は治療器に慣れるまで苦労するかもしれませんが、QOL向上の為にも頑張って取り組みましょう。

 

・CPAPの治療効果を高めるために1日4時間以上は使用をしましょう。

CPAPの使用目標は、使用期間の70%以上です。

さらに1日4時間以上が最低のライン目標値となります。

上記にもありましたが、初めてCPAPを使用する方は治療器に慣れるまで不快感を感じる場合がありますが、根気よく続けていきましょう。

 

 

・根本的な治療法ではない為、継続する必要があります。

CPAPは対処療法なので根本的治療にはなりません。そのため、減量や手術などの治療を行わない限り継続的なCPAP治療が必要になります。

 

CPAPマスクのイラスト

 

いかがでしたでしょうか?

今回はCPAPの治療効果についてでしたが、他にもCPAPについて

知りたい!という方は下記の記事をご参照ください。

 

CPAP専門外来