【睡眠時無呼吸症候群の疑いのある人の特徴】
まだまだ暑い日が続きますね。いかがお過ごしでしょうか?
今回は【睡眠時無呼吸症候群の疑いのある人の特徴】について、お伝えしていきたいと思います。
あてはまる症状がないか一緒に見ていきましょう!!
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、働き盛りの世代に多いと言われています。
その特徴として肥満があげられますが、肥満ではない人も無呼吸症候群である可能性があります。
◎SASが疑われる人の特徴
・男性、閉経後の女性
・加齢
・家族歴(遺伝)
・鼻づまりなどの鼻症状
・アルコール、睡眠薬
・たばこ
・アデノイドや扁桃肥大
・口呼吸
・舌が後方に落ち込む
◎あごの小さい日本人は、気道が塞がりやすい。
あごが小さいと、舌根が落ちやすく気道が閉塞しやすくなるため、無呼吸が発生しやすいと言われています。
骨格的特徴は遺伝によって受け継がれるため、両親や祖父母にSASやいびき、無呼吸などの症状がある場合、子供や孫にも同様な症状が多く認められます。
◎女性、子供も発症します。
女性の場合は、閉経後の女性ホルモン分泌低下によって発症する場合があります。
子供の場合は、アデノイドや扁桃肥大などがSASの原因になる事があります。
◎鼻づまりもSASになりやすい人の特徴となります。
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)や鼻ポリープ、鼻中隔湾曲症、アレルギー性鼻炎などの症状で鼻づまりや口呼吸の場合も、いびきや無呼吸を起こしやすく、SASの可能性が高くなります。
また、睡眠薬やアルコールによる気道の筋肉の緩みや、たばこによる気道粘膜の炎症や腫れむくみも、SASの悪化原因となります。
当てはまる症状はありましたか?
少しでも早くSASであると気づく事ができれば、適切な治療を受けることができます。
適切な治療を受けないと高血圧や脳卒中など循環器疾患にかかるリスクが男女問わず高くなると言われています。
いびきや無呼吸が気になる方は、これを機に当院で検査を受けてみてください。