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いびきは肥満と関係が…

いびきと肥満は比例することをご存じでしょうか?

 

肥満が原因で睡眠時無呼吸症候群を発症した人は症状の悪化を防ぐためにも減量が必要となります。

今回は睡眠時無呼吸症候群と体重の関係や減量の目安について説明していきます。

 

🌟睡眠時無呼吸症候群と肥満の関係について🌟

 

肥満の方は、気道周辺の脂肪により気道が圧迫され狭くなることで、無呼吸になりやすくなります。

全ての方が肥満が原因であるとは言えませんが、日本では睡眠時無呼吸症候群に肥満が合併する確率は75%と言われています。

 

🌟減量の目安🌟

 

体重が10%減少するとRDI(無呼吸指数)が30%、20%減少すると50%減少すると言われています。

正常のBMI(肥満指数)は18.5から25になります。

 

BMI計算方法

体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)

 

目標指数(BMI18.5~25)を定めたら生活習慣の見直しから始めましょう。

特定の食品を抜いたり、極端に食事量を減らす減量方法ではなく、主食・主菜・副菜のそろった食事を基本にバランスを整え、調理法や菓子・アルコールなどのとり方から見直してみましょう。

次に運動量ですが、まずは普段の生活から10分多く身体を動かしましょう。普段の通勤時に少し遠回りで歩いてみたり、駅では階段を使用したりと日常生活内で少しずつ運動量を増やしていきましょう。

3~6か月で現在の体重の3%減量することが推奨されていますので、無理な減量を行わずに1か月に1%の減量からめざしましょう。

 

無呼吸があると代謝が悪くなり、痩せにくくなるため、睡眠時無呼吸症候群が中等症から重症と診断された方はCPAPと併用しての減量をお勧めいたします。

CPAPについてはこちら

また、いびき、無呼吸の症状が必ずしも肥満からくるものとは限りません。医療機関に受診したことがないのであればご自身で判断せずに、検査を行うことをお勧めしております。

現在睡眠時無呼吸症候群と診断されている場合はBMIが目標指数に行った場合はCPAPをすぐに中断するのではなく、正常な無呼吸指数になっているかの再検査を推奨しております。

検査についてはこちら

 

🌟最後に🌟

当院ではCPAPの治療だけではなく、患者様一人ひとりにあった治療方法を提案しております。いびきや無呼吸に悩んでいる方はぜひ当院に一度ご相談ください😊