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単純性いびき症
皆様いかがお過ごしでしょうか。台風の影響もあり、気温差が目立つ日もございますが、お風邪など召されないようにお気をつけてお過ごしくださいませ。
さて、今回は【いびき】についてご紹介したいと思います。
いびきにも種類があり、すべてのいびきが重症な症状を患うような危険なものではありません。重症度によって命の危険を伴う場合がありますが、この【単純性いびき症】は一過性のいびきで、病的要因ではなく、原因をなくすことで改善することがあります。
主に「疲労」、「飲酒」、「鼻づまり」による症状でいびきをかいている場合が多く、喉の筋肉の弛緩で舌根が落ち、気道が閉塞気味になったり、鼻づまり(アレルギー性鼻炎、風邪、蓄膿症)で気道が狭くなっていびきをかいてしまう場合です。しかしながら、これらでは酸素低下は起こらず、日中の眠気や熟睡感が得られないようなことはありません。重度の症状ではないので、原因を取り除くことで解決する場合があります。
そのほかにも重症度によって治療方針は変わってきますが、簡易モニター検査の結果 AHI(無呼吸低呼吸指数)が正常範囲内の「5回以下」であれば、病的な診断ではなく、この単純性いびき症と診断されます。当院では結果により、患者様に適した治療法を提示し、複数治療法をご提案できる場合はご自身で治療法をご選択いただけます。
無呼吸ではないかと不安、いびきを指摘されるなどお困りごとがありましたら、お気軽にご相談/お問い合わせくださいませ。