気温が高くて寝苦しい夜でも快適に眠る方法は?
こんにちは
徐々に気温が上がり、暑くなってきましたがいかかお過ごしでしょうか
梅雨にはいり、蒸し暑い日が続くかと思います☔
蒸し暑かったり、気温が高いと眠りにくいと感じる方は多いのではないでしょうか
快適な睡眠をとるためには、寝室や寝床の温度・湿度が大切になります。
今回は、理想的な温度・湿度の目安や快適な環境を保つための方法をお伝えさせていただきます。
①環境(気温・湿度)を整えるとは
快適な環境を整えるためには、寝室全体だけでなく寝床内気候(人と寝具の間の温度と湿度)を確認することも不可欠と言われています。
寝室環境および寝床内気候が高温になると、睡眠前半の覚醒が増え、深いノンレム睡眠の減少につながるためです。
一般的に理想とされる気温・湿度は基準があります。
・気温:25~26度
・湿度:50~60%
こちらはエアコンや扇風機などで調整して上記範囲内に保つことがおすすめです。
また、寝床内の温度・湿度は以下の通りになります。
・温度:32~34度
・湿度:45~55%
なお、寝具やパジャマによって、保温・保湿性能が異なります。気温や湿度を整えたうえで、寝具やパジャマで調整して、快適な寝床内気候を整えることが大切といわれています。
②寝苦しい夜でも理想的な気温・湿度を保つ方法とは
1エアコンをつけっぱなしにする
2遮熱性に優れたカーテンを付ける
3通気性の高い寝具を使用する
4凍ったペットボトルを置く
この4つがおすすめと言われています。
1.エアコンをつけっぱなしにする
エアコンは就寝の1時間ほど前からつけて25~26度、湿度50~60%の寝室環境を保持しましょう。
エアコンの風量は、弱に設定することがおすすめです。
冷たい空気は重いので床付近にたまりますが、風量を弱より強く設定すると、冷たい空気と天井近くの温かい空気もかき混ぜてしまうため、ベット周辺が冷えにくくなります。
エアコンとサーキュレーターを併用すると床に溜まった冷気を効率よく部屋全体に行き渡らせることができます。
また、気温の高い日は就寝前に通常の運転モードを使用して温度を下げ、就寝時にドライモードに切り替えることでつけっぱなしにしても急激に体が冷えたり、就寝中に喉を痛めたりするリスクを軽減できます。
2.遮光性に優れたカーテンをつける
室温が日光で温められて上昇するのを防ぎ、エアコンが効きやすくなります🎵
3.通気性の高い寝具を使用する。
寝床内気候を維持できる通気性の高い寝具の使用がおすすめですが、すぐに変えられない場合はリネン(麻)やコットン(綿)の敷きパッドやシーツを変えてみるのがおすすめです。
人は寝ている間にコップ1杯程度の汗をかくといわれていますが、リネンやコットンであれば、汗を素早く吸収し、翌朝の肌がベタベタした感覚を防ぐことができます✨
4.凍ったペットボトルを置く。
ペットボトル内部の温度と室内の温度の差によって結露が起こり、空気中の水分が除去されるためです。
保冷剤でも除湿効果が期待できます。
最後に快適な睡眠を実現するうえで大切なのは、寝室や寝床内気候を整えることといわれています。
夏は睡眠の質が低くなりやすい季節です🌞
眠りが浅いと日中に強い眠気や倦怠感に襲われ、作業ミスによる労働災害や運転中にウトウトしたりと生活に悪い影響を及ぼします💦
とくに睡眠時無呼吸症候群(SAS)の方は血中の酸素不足によってよりリスクが高まり、いずれ慢性的なリスク(高血圧、糖尿病、心不全など)につながってしまう可能性も考えられます。
前述した対策を取り入れていただいたうえで、まだ眠りが浅く、日中に強い眠気を感じる方は、もしかしたら睡眠時無呼吸症候群が隠れている可能性がございます。お困りの方はお気軽にご相談くださいませ😊🌟