睡眠時によだれが出る原因は口呼吸?
こんにちは☀これから梅雨入りの時期を迎えますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は睡眠時によだれが出る原因や改善方法、睡眠中のよだれの役割についてお伝えしていきたいと思います!
【睡眠時によだれが出る主な原因は口呼吸】
睡眠時によだれが出るのは、主に口呼吸が原因だと言われています。
口が開いた状態だと分泌された唾液がそのまま流れてしまうためです。
また、枕の高さがフィットしていない方も出やすいので、ご注意ください。
【睡眠時に口呼吸になる原因】
■風邪やアレルギーによる鼻づまり
→風邪やアレルギー、花粉などによって鼻づまりを起こしていると鼻呼吸をうまく行うことができません。
その結果、自然と口呼吸になってしまうことがあります。
鼻づまりは自覚しやすい症状のため、長く続く場合は医療機関を受診して治療しましょう。
■口まわりの筋力が低下している
■睡眠時無呼吸症候群
→睡眠時に口呼吸になる場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性も考えられます。
睡眠時無呼吸症候群とは、就寝中に呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。
閉塞型・中枢型・混合型の3種類に区分され、そのうち閉塞型睡眠時無呼吸症候群では、睡眠中に口呼吸になりやすいとされています。
【睡眠時に口呼吸になることで身体に起こる影響は?】
■睡眠の質が下がる
■免疫力の低下
■口臭が発生しやすくなる
■虫歯や歯周病になりやすくなる
■風邪を引きやすくなる
【睡眠中のよだれの役割】
「睡眠中によだれが流れるのは避けたい」という方が多いと思いますが、よだれ(唾液)にも歯などの洗浄・保護、口臭の抑制、抗菌など重要な役割があります。
就寝中、口呼吸になってよだれが流れ出た場合、唾液がこれらの役割を果たすことができません。
結果として、口内環境の悪化を引き起こす可能性があります。
【睡眠時のよだれを防ぐ!口呼吸を改善するための対策】
睡眠時によだれが出るのを防ぐには、口呼吸ではなく鼻呼吸を行う必要があります。
口呼吸を改善する方法としては、主に以下が挙げられます。
■よく咀嚼する
■口まわりの筋肉を鍛える
■起きている時に鼻呼吸を意識する
■医療機関を受診する
睡眠時によだれが出やすい原因は口呼吸にあると言われています。口呼吸の原因が疾患にある際は、医療機関を受診して対処する必要があります。
疾患がどうかわからない場合でも、原因を把握するために医療機関の受診を検討すると良いかと思います。
睡眠時無呼吸症候群の場合は、保険診療でのCPAP療法が可能になります。
精査ご希望の場合はぜひ一度当院にご相談ください!