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CPAPと鼻炎の管理について
皆さんこんにちは。急に暖かい日が増えてまいりましたね。スギ花粉症のピークは落ち着き、ヒノキ花粉のシーズンとなってまいりました。今回はCPAPを快適に使用するために大切となる、鼻炎の管理についてご説明していきます😀
CPAPは、鼻に装着したマスクから空気を送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法です。
しかし、鼻づまりがあると空気を送り込む際に苦しくなり、寝ている間にマスクをはずしてしまう事があります。そのため、CPAPを行う際はまず鼻炎を解消し、正しい鼻呼吸が出来るようにすることがとても重要です。
鼻づまりの原因として挙げられるものとして、副鼻腔炎や鼻中隔弯曲症、ポリープ等ありますが、最も多い原因はアレルギー性鼻炎です。
当院では、CPAPを使用する患者様にアレルギー検査を勧めています。原因対策をする上で、自分のアレルギーが何なのかを知ることがとても大切だからです。
また、アレルギー性鼻炎は抗アレルギー薬や点鼻薬などを組み合わせることで症状緩和が可能です。鼻炎が改善すればCPAPを快適に継続でき、睡眠の質が高まるのです。
スギ・ダニアレルギーに関しては、舌下免疫療法を行うことで根本的に治療していくことも可能です。
鼻炎に悩んでいる方はお気軽に当院にご相談ください😌