いびきの原因のひとつ!鼻中隔弯曲症について
皆様こんにちは!スタッフの中島です🐇
2022年になり半月ほどたちましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年も皆様にとって明るく希望溢れる1年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願い致します☺
さて、皆様は睡眠時無呼吸の原因が多数あることはご存じでしたでしょうか?
本日はその中のひとつである鼻中隔湾曲症のお話をさせていただきたいと思います。
まず鼻中隔弯曲症とは鼻の穴を左右で隔てている鼻中隔が強く弯曲しているせいで、鼻づまりや口呼吸、いびきといった症状が慢性的に現れる疾患です。
鼻づまりは内服、点鼻治療で症状が緩和しますが、根本的治療をめざす場合は手術療法(鼻中隔矯正術)が基本となります。
一般的な手術方法は、鼻中隔中央部分を切除します。粘膜と軟骨・骨を分離し、軟骨・骨のみを切除します。そうして鼻中隔が曲がり突出している部分をなくします。その後、下甲介の腫れている粘膜を切除して鼻腔を広くします。最後に血液を吸収するための綿が入り、圧迫のためのシリコンが入って手術はおわりです。手術時間は約1時間です。
当院では鼻中隔矯正術はやっておらず他院での紹介となりますが、睡眠時無呼吸を合併している場合、全身麻酔は危険な場合がございます。そのため一度当院へご相談いただいき、検査結果をもとにご提案させていただきます。
またCPAP適応になった患者様に関しても、マスク着用の際鼻づまりが常にある状態だと鼻呼吸が上手くできず、使用が困難な場合もございますので合わせてご提案させていただく場合もございます。
当院では問診、レントゲン、検査をもとに患者様一人一人に合わせ治療法を提案させていただきますので、少しでも気になる!という方はお気軽に当院でご相談ください✨