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「アレルギー性鼻炎の治療戦略」①薬物治療

「アレルギー性鼻炎の治療戦略」というタイトルでZoom講演をさせて頂きました。

 

その内容を5回に渡りご説明させて頂きます。

 

①薬物治療について

 

まず1つ目のアレルギー性鼻炎の治療法ですが、こちらが最もポピュラーな治療法になります。

 

第二世代抗ヒスタミン薬という分類の内服薬が第一選択となります。

 

この分類の薬はアレグラやアレジオン、クラリチンなど、以前は処方箋薬しかなかった薬が、OTC薬として薬局で多く販売されるようになっています。

 

薬局でも簡単に入手可能ですが、その種類はまだ一部に限られており、日々進化を続ける新しい薬剤は処方箋薬としてしか入手できません。

 

新しいだけあり、OTC薬よりも強い、眠気が少ない薬などの選択が可能です。

 

また薬剤は患者さん毎の相性で最適な薬が異なることも多くあり、ご来院頂ければこれまでの服薬歴を参考にしながら、最適な薬剤を医師と相談の上、決定することができます。

 

内服薬で効果が不十分であったり、「眠気を出さずに効果を上げたい!」という場合には目薬や点鼻薬の併用をお勧めしています。

 

適切な内服薬がない、もしくは内服薬を使いたくない、という場合は目薬や点鼻薬の単独使用をお勧めする場合もあります。

 

 

以上、アレルギー性鼻炎の一つ目の治療法、薬物治療についてご説明させて頂きました。

 

次回は、2つ目の治療法(というかこれは予防になりますが)、

 

②抗原回避

 

についてお伝えしたいと思います。

 

次の記事

「アレルギー性鼻炎の治療戦略」②抗原回避

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