院長
第46回アレルギー学会専門医教育セミナー
アレルギー学会の講習会に参加して参りました。
会場は千代田区にある連合会館でしたが、 会場は全国一会場のみで、 皆さんとてもとても遠方よりご参加されていました。 そんな中、自分は自宅より電車で30分で来場でき、 都心へのアクセスのよい環境に感謝の念を抱きました<(_ _)>
アレルギー性鼻炎、気管支喘息などのアレルギー性疾患は 年々増加傾向にあります。
その原因として、 免疫システムは適度に様々な抗原に暴露する事で 適切に成熟するのですが、 近年の人間が清潔な環境に居過ぎることにより、 免疫システムが誤った発達を遂げ、 アレルギー疾患が発症すると考えられています。
その増え続けるアレルギー疾患ですが、 現在アレルギーの治療のみでなく、 アレルギー疾患の発症そのもののコントロールを目指して、 学会を中心に日夜研究が続けられている状態です。
まだまだ不明な事が多いアレルギー学ですが、 人類の叡智でこの疾患が完全にコントロールできる日が いずれはやってくるのではないでしょうか。
自分もアレルギー疾患に係わるはしくれとして これからも日々の診療面でこの疾患に 積極的に携わって行きたいと思います。