院長・スタッフブログ

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スタッフ

夜間の鼻づまりについて

皆様こんにちは

今回は、多くのお子様・保護者様が困っている、夜間の鼻づまり対策について書きたいと思います。

夜間、鼻づまりは鼻汁が喉に垂れこみ、咳となり、特にお子様では、咳が頻回に続くことで嘔吐反射が起こり、嘔吐を起こします。

また鼻づまりが続くと、睡眠が分断され、夜泣きや日中の活動の低下につながります。もちろん保護者様の良質な睡眠を得ることもままならず、大きな問題となります。

また、鼻づまりがあると、口呼吸となり、咽頭粘膜の乾燥から咽頭痛なども起こしてきます。

そこで、いくつかその対処法についてお伝えできたらと思います。

①保温・加湿

 部屋の温度が下がりすぎないように保温

 枕元に加湿器による加湿

②鼻汁吸引

 物理的に、鼻汁を吸引して取り除く

 鼻の粘膜が腫れていてなかなか鼻汁が吸いだせないときは、当院では鼻に直接スプレーする生理食塩水を処方しております。スプレーで塗布した後に鼻汁吸引をするとより一層鼻の通りをよくすることができます。

 鼻汁の吸引には電動型、手動型等がありますが、当院ではメルシーポットを実際に見ることができます。気になる方はお声かけ下さい。

 また、鼻汁吸引の効果としては、論文も出ております。(下記参照)

 こまめに鼻水吸引をすることで、風邪の重症化や中耳炎の予防につながります。

③処方薬・点鼻による粘膜の改善

年齢によりお薬等は限られますが、眠ることのできない鼻づまりにおいては、お薬の併用もご検討ください。

奏の杜耳鼻咽喉科
千葉いびき・無呼吸クリニック
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