気道過敏性って?
気道過敏性について調べようと思った理由は、スタバのフラペチーノやマックのシェイクを飲むと絶対に咳がでるからです。前までは自覚もなく気にしていなかったのですが、コロナが流行り始めてから、そういえば絶対咳しているな?と気にし始めたことがきっかけで自覚し始めました。自分の症状としては冷たい飲み物だと咳は出ないのですが、シェイクやアイス等を飲むと咳が出ます。喉がすごく圧迫されるような、グーと1か所がチクチクする感じで咳が自動で出てくるような症状です。咳を我慢しようと思っても我慢できないような状態です。他にも花火の煙等でも咳が止まらなくなります。
また気道過敏性が亢進すると咳喘息になってしまい、気管支喘息のような喘鳴や呼吸困難は伴わないが乾性咳嗽だけが長く続いてしまう事もあります。
(図:平松内科・呼吸器内科クリニック参照)
【症状】
冷たい空気、線香や花火の煙、人混み、強い匂いや香水の匂い等を嗅いだ時や人と話すと咳が出る。
季節の変わり目(寒暖差のある時期)に発症する方や運動などで苦しくなる方もいます。
【原因】
慢性的に気道に炎症が起きていたり、もともと上記左の図のように気道に炎症が起きていたりすると、わずかな刺激にも過敏に反応してさらに気道が炎症を起こし空気の通り道が狭くなって咳込んだり息苦しくなったりします。この症状が悪化すると喘息症状の発作等が起きたりします。
(ハピコワクリニック五反田 図参照)
【検査】
実際に診断するには気道過敏性検査をします。
運動負荷試験(運動前後で測定するもの)、吸入誘発試験(濃度の低いものから吸入するもの)があります。発作がでてしまう可能性があるので、いずれも前後肺機能検査をしながら行います。
【当院での対応】
・聴診(症状がない時は何も聴取出来ないことも多い)
・薬処方
即効性のあるステロイドが入ったフルティフォーム、ホクナリンテープ等
効果が乏しい場合はシムビコート処方
それでも効果ない場合は抗コリン薬がプラスで入っているテリルジー吸入を処方し
キプレス、オノン、ムコダイン、抗アレルギー薬等を合わせて使用して頂きます。
薬の処方は可能ですが経過等管理は呼吸器内科等になります。