院長・スタッフブログ

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身近に潜む『蓄積脱水』…

まもなく梅雨も明け、猛暑の日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

最近ニュースにもなっており、耳にしたことがあるかもしれない『蓄積脱水』の危険性!

皆様ご存知でしょうか?

 

水分が不足していたり、熱中症による脱水は広く知られておりますが、『蓄積脱水』とはジリジリと水分が不足していき、水分補給などしても補給が十分ではない、いわばダメージが回復しきる前にまたジリジリと水分が不足し、慢性的な脱水症状になってしまう状態です。

通常の脱水とは違い、すぐに症状に現れることはないので、とても気付きにくいとされており、予防や対策は通常の脱水と同じように、気付く前からこまめな水分・ミネラルの補給が大事になります。

そして症状として口の渇きや皮膚乾燥、尿量の減少や頭痛などいろいろとありますが、耳や鼻にも影響があります!

 

・耳管開放症(じかんかいほうしょう)

耳と鼻を繋ぐ普段閉じている『耳管』が、開放したままだったり、閉じにくくなる。

脱水で組織の水分が減り、虚脱によって開閉機能が低下してしまいます。自分の声や呼吸音が大きく聞こえたり、つまり感を感じる事があります。

 

・メニエール病

内耳のリンパ液が増加してしまい、水ぶくれになる。

脱水で体内水分量が不足すると、水分維持のため利尿のホルモンの働きが悪くなることで、

内耳では逆に水分過多になり、めまい、耳鳴り、難聴のような症状が出ることがあります。

 

・アレルギー性鼻炎

血流が悪くなり、アレルゲンが体内に蓄積されやすくなる。

脱水でアレルゲンに対する免疫力が低下したり、血流が悪くなるとアレルゲンの蓄積で、鼻炎症状が悪化することがあります。

 

もちろん上記以外にも水分は身体全体に必要な要素ですので、全身に異常をきたすことがあります。

ですが、普段脱水と思っていないような上記の症状が出た時には、実は脱水の可能性もありますので、あまり水分を取っていないなぁ…と思うことがあれば、まずはこまめに水分・ミネラル補給をしてみてください!

(飲みすぎると水中毒の恐れもあります。過剰摂取はご注意ください)

 

まだ夏は始まったばかりで、これからますます暑さが増すばかりで少し不安ですね…

皆様も外出や在宅に問わず、思い出したら少しずつ水分補給をしながら、暑い夏を乗り越えましょう!

奏の杜耳鼻咽喉科
千葉いびき・無呼吸クリニック
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