院長・スタッフブログ

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スタッフ

花粉症によるパフォーマンスの低下

新春とは申しながらまだまだ寒さが残るなか、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

スタッフの渡邉です。

 

今回は、「花粉症によるパフォーマンスの低下」についてお話しします。

そろそろ春に向けての花粉症シーズンが始まります。今年はスギ花粉が例年の2倍多く飛散される予想となっております。毎年繰り返される花粉症の症状はとてもつらく、患者様の生活の質(Quality of Life)や、日常生活に必要な集中力・判断力・作業能率(パフォーマンス)にも大きく影響します。

 

海外で疾患ごとの生活損失額をみた調査によると、調査した「11の疾患」の中で【花粉症・アレルギー性鼻炎】の生産損失額が最も大きかったと報告されています。花粉症がいかに患者様のパフォーマンスに影響しているかわかる結果になりました。

 

花粉症は、どのような人のパフォーマンスに影響を及ぼすのでしょうか?

仕事で多忙を極めるビジネスマン、学校や予備校で勉学にはげむ受験生、毎日車を運転する職業ドライバーの方だけでなく、子育てや家事を行う主婦の方や、高齢者の方など、すべての方のパフォーマンスにも、同様に大きな影響を及ぼします。

 

当院では花粉症・アレルギー性鼻炎の患者様には舌下免疫療法をおすすめしております。

舌下免疫療法とは、体に対してアレルギー反応を起こす物質を体内に徐々に入れていき、体をそのアレルギー物質になれさせてゆく方法になります。最低3~4年間毎日お薬を飲む必要がありますが、花粉症・アレルギー性鼻炎の根本的な体質改善が期待される唯一の治療法になります。長く続ければ続けるほど効果が期待できるといわれています。

 

舌下免疫療法はスギの「シダキュア」とダニの「ミティキュア」の2種類があります。ダニのミティキュアは通年導入しておりますが、スギのシダキュアはスギ花粉が飛散している時期(12月~5月)は副作用が出やくすなるため、初回導入が6月からとなり、予約開始は、5月上旬を予定しております。また、当院ではミティキュア・シダキュアの処方件数が全国1位になりました。

 

        

 

花粉症・アレルギー性鼻炎にお悩みの方は、ご相談だけでも大丈夫ですので、ぜひご相談ください。

 

奏の杜耳鼻咽喉科
千葉いびき・無呼吸クリニック
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